スワップ金利について

スワップとは

スワップとは、取引する通貨ペアの間の「金利差相当額」のことを指します。

2国間の通貨を売買する際に生じる金利差を狙うトレーダーも多く、通貨ペアを決める重要な指標の1つになってきます。

スワップ狙いの取引方法は中期〜長期の取引になるため、レート変動は重視しないことが多いです。

このため、一度に買うのではなく、頻繁に取引してリスクを分散して買うのが一般的です。

しかしながら、基本事項である「安く買って高く売る」ということは意識しておくべきです。

各国の通貨には、中央銀行が決定した政策金利が定められています。

「FX初心者向けコース」の後半でファンダメンタル分析について勉強しますが、スワップポイントはこの政策金利に大きく影響されます。

日本の金利は世界で一番低水準(-0.10%)のため、日本円を含んだ通貨ペアで取引を行えば、その金利差を得ることができるということになります。

それぞれの国の通貨には、金利というものが設けられています。

トルコリラ(8.25%)やメキシコペソ(4.50%)は高金利通貨といえるでしょう。

逆に、高金利通過を売って、低金利通貨を買う場合、スワップポイントを支払うことになりますので注意が必要になります。

スワップポイントの付与タイミング

スワップポイントはNY取引所のメンテナンスを跨いで保有することで付与されます。

日本時間でいうと、毎日7:00前後(米国夏時間期間中は6:00)に定時メンテナンスが行われます。