一目均衡表は日本の株式評論家である細田悟一氏が1969年に発表したテクニカル指標です。
相場がひと目で分かるという名前の由来通り、チャート上で「売り手と買い手の均衡」を一目で視覚的に読み取ることが出来ます。
もともとは株価を分析するために開発された指標ですが、FXの相場にも応用可能で、海外でも「ichimoku」の名称で国内外問わず世界中の投資家に使われている有用な指標です。
本来非常に難解なロジックで形成される指標ですが、ここではザックリ見方のみ説明します。
MT4で好きな通貨ペアに導入してみましょう。
(通貨ペアの選択は「ファイル」>「新規チャート」
チャートの用意が出来たら、「ナビゲーター欄」から「Ichimoku Kinko Hyo」をチャートへドラッグアンドドロップしてください。
デフォルトの設定のままで大丈夫です。慣れてきたら期間を変更してみるといいでしょう。
OKを押して、どのような表示がされるのか見てみましょう。
チャートに色んなラインが引かれました。
一目均衡表は比較的多くの情報を表示するインジケーターなので、もし他のインジケーターを既に表示している場合は整理したほうがいいかもしれません。
(パラメータで色を変更すると見やすくなります)
それぞれのラインについて説明します。
赤のライン)転換線:ローソク足過去9本の平均値
青のライン)基準線:ローソク足過去26本の平均値
緑のライン)遅行線:終値を26本前に、つまりチャートの左側に遅行させて表示します。
この3本のラインに加えて「雲」と呼ばれるオレンジ色の帯が表示されています。
これを「抵抗帯」と呼び、先行スパンAおよび先行スパンBにより形成されます。
「雲」は抵抗帯と呼ばれるとおり、相場の抵抗となりその幅が厚いほど強い反発が生じます。
↑分厚い「雲」が抵抗となり相場が上昇しない図
逆に薄い雲が形成されている時には、簡単に相場が雲を抜けていきます。
また、転換線と基準線は移動平均線のときと同じように、転換線(赤)が基準線(青)をクロスして抜ける場合にトレンドの転換が示唆されます。
「転換線が基準線よりも上」「遅行スパンがローソク足よりも上」「ローソク足が雲よりも上」の3つの条件を満たす場合、三役好転という強い買いサインとなります。
その逆、つまり「転換線が基準線よりも下」「遅行スパンがローソク足よりも下」「ローソク足が雲よりも下」の3つの条件を満たす場合、三役逆転という強い売りサインとなります。
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