FXを初めてまだ日が浅い人の中には「自分のトレード手法が効果的かどうかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで使えるのが「バックテスト」という考え方です。
本記事で紹介するFXのバックテストのやり方を理解すれば、初心者の方でも自分のトレード手法が効果的かどうか分析することができます。
この記事でわかることは、以下の3つです。
①FXのバックテストとはなに?
②FXのバックテストのやり方
③FXのバックテストのコツ
では、それぞれ一つずつみていきましょう!
FXのバックテストとは?
FXのバックテストとは、「自分が現在使っているトレード手法を過去の相場に当てはめて有効かどうかを確認する」ものです。
FXで安定した収益を上げるためには効果的なトレード手法の確立が欠かせません。前もってバックテストをしておくことで、自分のトレード手法の有効性や傾向を判別できるため、トレード手法を確立する一助となります。
面倒臭がらずにバックテストをきちんと行うことで、長期的なトレードを考えたときに、収益を大幅に上げることも可能です。
各種手法のバックテストにかかる時間
※下記添付した画像を表にして図解
上記の表を見ていただけるとわかりますが、バックテストにはかなりの時間がかかります。
FXの相場には無数のパターンがあるので、短い期間のみバックテストをしてもあまり意味がありません。
スイングトレードで最低5年間ものバックテストが必要ですが、このバックテストを行うことで安定した収益を上げられるようになりますよ。
効果的なバックテストをするための正しい流れ
FXのバックテストを行う際には、以下の3つのステップを意識して行いましょう。
- 自分の手法を構築する
- デモトレードで検証する
- 実際のトレードで運用する
では、それぞれ一つずつ掘り下げていきましょう!
自分の手法を構築する
まず初めに、FXにおける自分の手法を構築する必要があります。
自分の手法を構築する際には、以下の基準を利用しましょう。
- 自分の価値観にあった手法かどうか
- トレードにかけられる時間はどの程度か
以上の2点を軸に自分なりの手法を構築していきましょう。
デモトレードで検証する
自分なりの手法を構築した後は、実際のトレードで運用する前にデモトレードで検証することをおすすめします。
デモトレードでは運用するためのお金がかからないので、余計な損失を出す心配もありません。
デモで何回かトレードを繰り返すことで、自分の手法の傾向や弱点を発見できるため、実際の運用で生かしていきましょう。
実際のトレードで運用する
デモトレードを何回か行い、手法の有効性を確認できたら、実際のトレードで運用していきます。
ここで1点注意なのは、バックテストやデモトレードと実際の運用では必ず成果が一緒になるわけではありません。
もちろん損失が出る場合もあるかもしれません。その点を念頭に置いた上で、段階的に構築した手法を用いるようにしましょう。
バックテストの効果的なやり方4選
この項では、バックテストの効果的なやり方について解説します。
バックテストを効果的に行うことで長期的に考えて利益を生み出せる手法を構築できます。
短期的な利益を考えるならば不向きな考え方ですが、これからFX専業で頑張ることも視野に入れている方などにおすすめですね。
それでは、4つの方法をみていきましょう!
エクセルを利用する
エクセルという表計算のソフトでバックテストを行うことができます。
もしあなたが本業で表計算ソフトを使う仕事をしていたり、表計算ソフトの扱いが得意であれば、おすすめできる方法です。
トレードシステムの中には、エクセルを用いたものもあります。もし、エクセルを利用したトレードシステムに興味があるならば、調べてみるようにしましょう。
1点注意は、インジケーターを使う場合のバックテストはエクセルに向いていないことを覚えておきましょう。
MT4などの専用ツールを利用する
もしあなたが5分足や1時間足でバックテストを行なっている場合は「MT4」が活躍します。
特に短時間の足になるほど1日のデータ量が膨大になってくるため、MT4などの専用ツールを用いた分析が有効になります。
MT4などの専用ツールはエクセルとは違って、インジケーターを用いたバックテストに向いています。ある程度の技術は必要とされますが、挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。
MT4を利用する際の注意点は、専用ツールであるだけに技術がないと不自由を感じてしまいます。プログラミング言語などの知識がないと厳しいでしょう。
もしMT4を使ってバックテストをするならば、知識を身につけておくようにしましょう。
直接チャートを眺めて考える
直接チャートを見て考えるのも最も基本的なバックテストの一種です。
ただし、チャートを実際に目で眺めて考える方法は非常に時間がかかります。そのため、FXに使える時間が多くある方でないと難しいでしょう。
この直接チャートを眺めて考えるやり方のメリットは、特にプログラミング言語などの知識が必要にならないところです。
ただし1分足などの短時間の足でこれを利用すると相当根気強くないと難しいですね。週足や月足を用いて分析するのがスタンダードになるでしょう。
FX業者のシステムを利用する
FX業者自身がバックテストをするためのシステムを提供していることがあります。
「MT4などの専用ツールを動かすだけの知識はないけど、直接チャートを見て考えるのもやってみると答えが出なくて難しい」という方に向けて、専用ツールに比べれば比較的簡単に操作可能なので、考えてみてはいかがでしょうか。
バックテストを行う上での2つのコツ
ここまででバックテストについての大方を説明し終わりました。
そこで最も大切なのは「バックテストを成功させるためにはどうすればいいか」ですね。
この項では、バックテストを行う上でのコツを2つに厳選してご紹介します。
そのコツとは、以下の2つです。
- 冷静に判断をする
- 常に改善する意識を持つ
では、それぞれ掘り下げてみていきましょう!
冷静に判断をする
FXをしているとどうしても頭に血が上って冷静な判断を失いがちです。そのような状況でも「冷静に判断をする」ことを心がけましょう。
では、そうするためにどうすれば良いかというと「バックテスト」が役に立ちます。
バックテストを用いて、成果を出せる自分唯一のトレード手法を生み出してしまえば、冷静にそのルールに則ってトレードをするだけで利益を出せます。
それでも、万が一失敗してしまった時でも冷静を保って適切な判断をしていくことがFXで結果を出す一番のコツであったりします。
常に改善する意識を持つ
今現在FXである程度の稼ぎがあるとしても上を目指して「常に改善の意識」を持つようにしましょう。
特にFXで勝っている間はある程度の損失が出ても気にも留めない方もいらっしゃいますが、そのような損失も積もれば山となります。
「勝ち」があることに甘んじることなく、常に自分の手法を改善する意識を持ちましょう。そう考えるときに「バックテスト」は非常に大切な考え方ですね。
自分の手法のバックテストを繰り返し、余計な損失を減らせるように改善していきましょう。
自分のトレード手法を確立して利益を出そう!
本記事では、FXのバックテストについて詳しく解説しました。
バックテストにはかなりの時間がかかりますが、一度手法を身につけてしまえば長期的に安定してFXで稼ぎを出せます。
何よりもFXの取引をする際は「冷静さ」が大切なので、バックテストで安定した手法を生み出せていれば、相場が急変した時も冷静な判断を下せるでしょう。
効果的なやり方やコツについてもご紹介したので目を通しておいてくださいね。
あなたがトレード手法を確立して利益を出せることを応援しています!
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