デイトレードは、1日で新規注文から決済までを完結させるトレードスタイルです。大きな損失が出にくく、コツコツと利益を積み上げることができるため、初心者向けのトレード方法と言われています。
しかし「デイトレードってどのような特徴があるの?」「スキャルピングとの違いは?」「本当に稼げるの?」といった悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、デイトレードの特徴やメリット・デメリットに併せて、稼ぐコツを徹底解説します。
デイトレードをこれから始めたい方はもちろんのこと、現在もデイトレードで稼いでいる方が手法を見直す際にもおすすめの記事となっています。
デイトレードとは?ほかのトレードスタイルとの違いは?
デイトレードとは、「day(1日)trade(取引)」といった意味を持ち1日に取引を行うFXの手法のことです。
1日単位で新規注文から決済までを行うトレードスタイルですので、日を跨ぐことはありません。
スキャルピングやスイングトレードとの違いは?
デイトレードは、数分~半日の間で取引を行います。一方、デイトレードと同様の「短期間トレード」に分類されるスキャルピングは、数秒~数分の間に取引を行う手法です。
スイングトレードは、数日~数週間同じポジションを保有するスタイルで、100~500pipsもの利幅があります。
スキャルピングやスイングトレードのほかに、「長期トレード」もあります。それぞれ4つのトレードスタイルは、1回あたりの取引時間や利幅などが異なるので表で確認しておきましょう。
取引スタイル | 取引時間 | 取引回数 | 利幅 | 時間軸 |
スキャルピング | 数秒~数分 | 1日に100回以上 | 1~10pips | 1分足~5分足 |
デイトレード | 数分~数時間 | 1日に2回 | 10~100pips | 5分足~1時間足 |
スイングトレード | 数日~数週間 | 数日~数週間に1回 | 100~500pips | 1時間足~日足 |
長期トレード | 数週間~1年以上 | 数週間~数年に1回 | 500~1500pips | 週足~年足 |
デイトレードのメリット
ここでは、デイトレードのメリットについて詳しくご紹介します。
- テクニカル分析で利益を上げられる
- メンタル面の負担が少ない
- 隙間時間で利益を得られる
それぞれ具体的に解説するので、デイトレードにしかない魅力ポイントをしっかりと押さえておきましょう。
デイトレードのメリット① テクニカル分析で利益を上げられる
FXを始めるにあたって「世界経済の動きや各国の政策に関する知識が必要」だと認知している方も多いのではないでしょうか?
政治の流れによって値動きを予測することをファンダメンタルズ分析と呼んでおり、トレードスタイルによっては必要不可欠です。
ですが、デイトレードはファンダメンタルズ分析ではなく「テクニカル分析」さえできれば利益を上げられる手法となっています。
テクニカル分析とは、チャートのトレンドやパターンによって値動きを予測する方法のことです。ですので、政治経済の流れを深く理解していなくても実践して利益を得られる点がデイトレードの魅力といえるでしょう。
デイトレードのメリット② メンタル面の負担が少ない
FXをはじめると「24時間結果が気になって何も手につかない」というケースも少なくありません。寝てる間に大きな損失が出るのではないか不安になって眠れない人も多いようです。
デイトレードは、1日で新規注文から決済まですべて終わるので、精神的に追いつめられることはありません。ですので、初心者にも向いているトレードスタイルだと言われています。
デイトレードのメリット③ 隙間時間で利益を得られる
デイトレードは、数分~1日以内に取引を行うので隙間時間を利用して収入を得ることができます。
FXといえば、複数のPC画面の前に張り付いて相場を見張るイメージが強いかと思いますが、自動で注文~決済まで行うことも可能です。
たとえば、仕事に行く前にデイトレードの新規注文~決済を予約しておけば、帰宅後に成約されていて利益があがっているケースも。あるいは、仕事から帰ってきて2~3時間集中してデイトレードを行うこともできます。
ですので、デイトレードは、空き時間を利用してFX投資を始めたい方にはうってつけな手法といえるでしょう。
デイトレードのデメリット
デイトレードを始める前に、デメリットを押さえておくことで事前に大きな損失を防げます。
- 取引コストがかかる
- 損切り注文を出すタイミングを逃しやすい
上記の2点がデイトレードの欠点です。ひとつずつしっかりと頭に入れておきましょう。
取引コストがかかる
デイトレードのように、取引回数が増えると手数料が高くなる可能性があるので注意してくださいね。
FXの取引では、買うときに適用される買値と売るときに適用される売値によって差額が発生します。この差額を「スプレッド」と呼んでおり、手数料だと認識しておくといいでしょう。
1日に何度も取引を行うデイトレードは、スプレッドが狭いFX会社を選ぶと無駄な出費を抑えられます。
損切り注文を出すタイミングを逃しやすい
短いスパンで新規注文と決済を繰り返すため、損切りのタイミングを逃してしまうことも多いです。
「あと少し様子を見たら上昇しそう」「含み損があるからまだ決済したくない」といった感情に流されて、損切りをするタイミングが遅くなると思わぬ損失が出るかもしれません。
感情に左右されやすい方は、事前に「利益確定」や「損切り」の注文をセットできるOCO注文やIFO注文、IFD注文をするといいでしょう。
デイトレードの勝率をあげるやり方とコツ
ここでは、デイトレードの勝率をあげるやり方とコツをご紹介します。これからデイトレードを始める方は、もちろんのこと現在実践しているけどなかなか勝てない方にとって手法の見直しにもなるはずです。
- スプレッドの狭い通貨ペアを選ぶ
- 相場が動きやすい時間帯を狙う
- 経済指標スケジュールを把握する
上記についてそれぞれ解説するので、さっそくチェックしていきましょう。
デイトレードのやり方① スプレッドの狭い通貨ペアを選ぶ
デイトレードをする際に、スプレッドの小さい通貨ペアを選ぶことを重視してくださいね。というのも、取引が頻繁に行われる主要国は、スプレッドが狭い特徴があるからです。
値動きが活発な「米ドル円」「ユーロ円」「ポンド円」を選ぶことで、取引チャンスが多くなります。なお、狭い値幅のレンジ相場になったときは、取引を控えた方が無難です。
デイトレードのやり方② 相場が動きやすい時間帯を狙う
デイトレードで勝率をあげるためには、相場が動きやすい時間帯を狙って取引をしましょう。為替相場は、24時間行われていますが時間帯によっては相場が緩やかになったり、活発に動きはじめたりします。
活発に動いた方が利益を得るチャンスが多くなるので、取引を開始するべき時間帯をチェックしましょう。だいたい各国の市場が開始される1~2時間前は相場の動きが活発化されます。
- 9時頃に東京市場
- 15時頃に欧州市場
- 21時頃にニューヨーク市場
- 翌1時はロンドン市場
それぞれの市場が開始された1~2時間前後がねらい目です。なお、18時~26時はロンドン市場とニューヨーク市場が重なるので、デイトレード向きな時間帯と言えます。
デイトレードのやり方③ 経済指標スケジュールを把握する
FXは、政治経済の流れによって大きく相場が変動します。というのも、世界中のトレーダーが経済指標は出るタイミングに注目が集まり、取引が盛んに行われるからです。
初心者はこのような大きく相場が動く予測がつかないため、取引を避けた方がいいでしょう。一瞬で大きな損失が出るケースも少なくありません。
デイトレードで効率よく利益をあげよう
デイトレードは、1日10~100pipsを繰り返すことで大きな利益を得られるトレードスタイルです。損切り注文を事前に出しておくことで、大きな損失を回避することができます。
なお、1日に何度も取引を行うため、スプレッドが狭いFX会社を選ぶことも重要なポイントです。テクニカル分析の腕を磨いてデイトレードで賢く稼いでくださいね。
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