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【初心者歓迎!】ファンダメンタルズ分析の基礎|ここは抑えたい5つのポイント

fx ファンダメンタル

ファンダメンタルズ分析を利用していないFX初心者は、目標達成への遠回りをしているかもしれない?

この記事では「【初心者歓迎!】ファンダメンタルズ分析の基礎|ここは抑えたい5つのポイント」について解説していきます。

初心者に嫌煙されがちなファンダメンタルズ分析ですが、現在の経済状態を示す重要な情報が含まれているため、FXトレーダーにとって無視できるものではありません。

私自身もファンダメンタルズ分析をおろそかにしたことで痛い目を見たことがあります。

その経験から改めてFX初心者でも「これは抑えておきたい」というポイントを5つに絞って紹介していきます。

ファンダメンタルズ分析にあたっての注意点や「そもそもファンダメンタルって何?」といった点についても解説していきます。

テクニカル分析をすでに学ばれている方であれば、さらにファンダメンタルズ分析も活用することで、トレーダーとしての経験値を飛躍的に上げるきっかけになります。是非本記事を参考にして、ファンダメンタルズを学んでいきましょう。

FXのファンダメンタルズ分析とは?

FXのファンダメンタルズ分析とはFXの分析方法には大きく分けて「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」に分けられます。

チャートの分析であるテクニカル分析に着目しがちですが、中長期的な視野で考えるとファンダメンタルズ分析も非常に重要な指標になります。

まずはファンダメンタルズ分析とは、どのような分析方法なのか解説していきます。

ファンダメンタルズはその国の経済を示す

ファンダメンタルズとは、経済用語で基本的事項を指します。

したがって、その国の現在の状態をあらゆる指標から取得して、値動きの予測に繋げるのがファンダメンタルズ分析となります。

扱うテーマは、通貨に関わるデータはもちろんのこと、景気や物価、貿易や金利と多岐にわたるデータを活用していきます。

また経済的に重要な人物の発言や地政学的なリスク、国同士の交流具合なども関わっていきます。

一見、気難しく感じてしまうかもしれませんが、国の経済に関わるデータは通貨の価値を表す上で重要であり、中長期的に考えると経済状態と相場は連動していきます。

テクニカル分析との違いは

一方、テクニカル分析は過去の値動きであるチャートを活用した分析方法になります。

チャートと、テクニカル指標と呼ばれる移動平均線やMACD、ボリンジャーバンドなどを組み合わせて、値動きのサイクルや今後の値動きを予測していきます。

予測には、過去の値動きのパターンが再び発生する可能性があるという前提で行われ、投資家心理を探りながら取引のタイミングを図っていきます。

ファンダメンタルズ分析と比較して、短期的な取引に活用されることが多く、急激な市場の変動にも対応しやすいというメリットもあります。

ファンダメンタルズもテクニカルも両方必要

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析では、どちらが優れているのかという議論もありますが、この点は専門家の中でも賛否両論で、意見が分かれているのが現状です。

両方ともまったく異なる視点での分析方法ではあるものの、お互いにメリット・デメリットを補うような関係でもあり、両方の分析方法を活用するほうが長期的な視点では、継続した利益を取りやすいと考えています。

そうとはいっても、投資初心者にはファンダメンタルズ分析は少々ハードルが高いと感じる方も少なくありません。

テクニカル分析を中心にしながら、本記事で挙げるポイントを意識してファンダメンタルズ分析に慣れていくことで、より広い視野で取引を行うことができるようになります。

ファンダメンタルズ分析に必要となる主な5つのポイント

ファンダメンタルズ分析に必要となる主な5つのポイントここからは投資初心者でもファンダメンタルズ分析に親しみやすくするため、必要となるポイントについて、大きく5つに分けて解説をしていきます。

ファンダメンタルズ分析には、様々なデータが関連していくので、細かい点まで網羅しようとすると莫大な情報量と時間を割いていかなければなりません。

また機関投資家等には情報量や分析能力ではかなわないので、ここで挙げる比較的取得しやすく、多くの投資家が参考にしているポイントを学んでおきましょう。

ポイント①:経済指標

まず1つ目のポイントは「経済指標」になります。

日本国内でも定期的に、GDPや景気動向といった調査結果がニュースになっているので、耳にしたことがあるという方も多いと思います。

このような経済指標が、日々世界各国あるいは中央銀行から発表されており、プロの投資家も含め多くのトレーダーが注目をしています。

主な経済指標としてまずは、アメリカ・日本・欧州、保有する通貨国の消費者物価指数・GDP・雇用統計あたりは抑えておきましょう。

また、発表時間の前後は急激な値動きを見せることもあるため、まずは保有する通貨と関連する経済指標が発表される時間はチェックしておくと良いでしょう。

ポイント②:金融政策

分析においてもスワップポイントを重視した取引をする方にも重要なのが「金融政策」です。

金融政策とは、各国の中央銀行が発表する経済政策で、政策金利や金融の緩和・引き締めに関する内容等が挙げられます。

スワップポイントの変動にも影響するなど、経済指標と合わせて重要な指標ですが、その影響度合いを図るには中長期的な側面もあり、分析そのものの難易度が高いともいわれています。

ポイント③:要人発言

経済指標と合わせて、即効性の高い指標として「要人発言」が挙げられます。

各国の政府や中央銀行の主要ポストを担っており、その国も経済政策に大きな影響を与える人物の発言は大いに注目されます。

定期的な会見もさることながら、主要国が集まるサミットやG7など発言は特に注目され、実際に大きな急落に発展したケースもあります。

発言一つで為替に大きな変動を与えることもあり、会見が行われるタイミングでは売買を避けるトレーダーも少なくありません。

ただし、要人の発言を受けて今後の経済成長や政策の見通しを読み取っていくには、これまでの経験値や知識が必要となり、各人それぞれ受け取り方にもばらつきがあることから、分析も一筋縄ではいかない側面もあります。

ポイント④:地政学的リスク

ポイント金融政策ここまでのデータはFXという通貨を扱う商品である以上イメージしやすかったかもしれませんが、盲点になりがちなのが「地政学的なリスク」です。

いわゆる国同士、民族間による紛争や緊張状態、金融や資源面でのリスクを指しているのですが、自身が保有する通貨の国がどのような地政学的なリスクを持っているのかを把握しておく必要があるということです。

実際にその国では紛争が起きていなくても、紛争に加担している国であれば少なからず地政学的なリスクがあるといえます。

また緊張状態が起きているエリアからの輸入に頼る品物がある国も、紛争が発生することで、輸入が滞ることからシェアによっては経済的な影響を受けかねません。

取引を行おうとする国に関する情報を集めておくことで、様々なニュースに敏感に反応することができるので、事前に確認しておくと良いのではないでしょうか。

ポイント⑤:事件や事故、災害のような突発的事象

世界でも様々な異常気象や災害といった予測しえない突発的な事象が影響してしまうことがあります。

実際にアメリカで起きた9.11や東日本大震災が発生した際には、為替相場が大きな変動を起こしています。

この要因は様々な見方があるので、一概には言えませんが、世界的にもインパクトがある事件や事故、災害が発生した場合には、その動きには注視が必要になります。

このほか、天候に関連する要因や季節に関する要因で為替が動くパターンも多く存在しているので、このあたりを分析してみるのも面白いかもしれません。

ファンダメンタルズ分析の注意点

ファンダメンタルズ分析の注意点ファンダメンタルズ分析において必要な情報について、整理できたところで分析に活用していくために注意すべきポイントについて解説していきます。

ファンダメンタルズ分析では、データの収集から、これまで指標と値動きの関係性など分析に繋げていかなければなりません。

特に情報収集は非常に重要なため、ここで挙げる注意点を意識しながらご自身の投資スタイルに反映させていただきたいです。

注意点①:短期トレード向きではない

ファンダメンタルズ分析は、経済指標をはじめとするその国も経済状況を見極めながら進めていくことになります。

したがって、すぐに為替として現れるというよりは、中長期的に形成されている土台となる情報がほとんどになります。

要人発言や経済指標の速報値のように、即座に市場に反映されるケースもありますが、テクニカル分析とうまく組み合わせないと、「上がるか下がるか」のギャンブル的なエントリーになりかねません。

注意点②:為替相場に影響しない可能性

為替相場に影響しない可能性ファンダメンタルズ分析に活用される情報の種類は数多いですが、そのすべて相場に影響するとは限りません。

中には前回は市場が反応したものの、今回はあまり反応が無かったというケースも多く見受けられます。

これは予測の段階で市場が反応して、織り込み済みの状態になったパターンなど様々な要因が考えられます。

あくまで中長期的に影響を及ぼしていくという前提を持ちながら、情報収集と分析を進めていきましょう。

注意点③:情報を整理して分析する力が求められる

ここまで来ると言うまでもありませんが、ファンダメンタルズ分析においては情報分析力が大いに問われてきます。

数多くの情報から取捨選択をしながら、必要な情報に絞って、取引に必要な分析を行っていくうえに、正解はそのタイミングが来なければ分かりません。

テクニカル分析のような目に見えた形で現れるものでもないため、どうしても慣れていないと難易度が高い分析方法と見えてしまいます。

ただし長期的かつ継続的にFXで利益を取っていこうとするならば、後から活きてくる必要な情報ばかりなので、徐々に身体に馴染ませていきましょう。

ファンダメンタルズを身につけることは成功への足掛かり

ファンダメンタルズを身につけることは成功への足掛かり今回の記事では、ファンダメンタルズ分析に必要な5つのポイントと分析の注意点について、解説してきました。

投資初心者や経済用語に慣れていない方には、少々ハードルを感じる部分もあったかもしれません。

まずは、開設したFX会社の経済指標ニュースを見る癖。そして発表される時間を見る癖をつけていきましょう。

普段多くの人が毛嫌いするような政治経済・金融に関するニュースでも、そのひとつひとつが連動して為替が動いていく流れを見ると、点と点が線でつながるような感覚でもあります。

FXでは経験値や知識を積み重ねていくことが、非常に重要ですので、本記事を参考にして、徐々に理解を深めていきましょう。



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