あなたは投資で利益を出そうと考えている時に「安く買って高く売る」ことをイメージしますよね?
そこで知っておいて欲しいのは、FXでは、「高く売って安く買う」ことで利益を生むことができることです。
そう言われても中々理解に苦しむ方が多いと思いますので、売りから入る(空売り)で利益を出す方法について詳しく解説していきます。
この記事でわかることは、以下の3点です。
①FXの空売りの意味と仕組み
②FXの空売りのメリット・デメリット
③FXの空売りの注意点
それでは、一つずつ掘り下げていきましょう!
FXの空売りとは?
FXの空売りとは、まだ持っていない通貨を後で買い戻すことを約束して売却することで利益を出す取引手法です。相場が高い時に通貨を売り、相場が安くなった時に通貨を買い戻します。
空売りは、別名で「ショート」とも呼ばれています。
一般的にFXで儲けを出す場合はチャートが右肩上がりの上昇トレンドのことをイメージすることが多いでしょう。ですが、空売りを身につければ、「下落トレンド」でも利益を出せます。
なぜまだ持っていない架空の通貨を売りに出せるのでしょうか?
その理由は、FXが「差金決済」を用いる取引手法だからです。
差金決済とは、取引開始の時点では実際の通貨を動かさずに、利確の際の結果のみを反映させる手法です。そのため、「取引の結果」に拘って運用できます。
FXの空売りはどのような仕組みなのか
FXの空売りの仕組みについて掘り下げていきましょう。
FXの空売りは「差金決済」を用いるFXだからこそ使える手法です。
手元にない通貨の相場が高い時に通貨を売り、下落したときに売りに出した通貨を購入します。
その差額分をトレーダーが利益として受け取ることができます。
では、なぜ空売りで儲けを出せるのでしょうか?
具体例を交えながらみていきましょう。
FXの空売りで儲かる理由
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FXの空売りで儲かる理由は、一般的な相場が安い時に買ってから高い時に売る方法と変わりません。
具体的な例で見ていきましょう。
上記の図のように、1ドルが110円のときにドルを空売りして、その後に100円で買い戻した場合を考えます。その時のドルの差額は+10円ですね。
このように、ドルが高い時に空売りを行い、その後相場が安くなった時にドルを買い戻すことで利益を得れます。
この利益が出る仕組みは、「買いが先に来るか」「売りが先に来るか」の違いでしかありません。しかも、空売りでは、一般的には損をすると言われている下落トレンドでも利益を出せます。
覚えておくと便利ですね。
FXの空売りのメリットとデメリット
FXの空売りは、まだ手元にない架空の通貨を買い戻すことを前提に売りに出す手法でしたね。
では、先に売りをすることのメリット・デメリットは何があるのでしょうか?
下記にメリット1つとデメリット1つをまとめたのでみていきましょう!
メリット:下げ相場でも利益を狙える
売りから入る(空売り)をすることによる最も大きなメリットは「下げ相場でも利益を狙えること」です。
一般的にFXでは買いから入る取引がメインとなり、下げ相場の場合は損失が大きくなりがちです。チャートを見て上げ相場のときしか利益を出せないのが買いから入る取引と理解して下さい。
一般的な買いから入るFXの取引に加えて、FXの空売りをマスターすることで、相場が上げ相場か下げ相場かに囚われず、両方の場合で利益を狙えるようになります。
デメリット:スワップポイントが発生する可能性が高い
FXの空売りのデメリットは、「スワップポイントが発生する可能性が高いこと」です。
スワップポイントとは、通貨同士の金利の差で生じる利益や損失のことです。もし仮に、金利が高い通貨を売って、金利が低い円を買うと、その2種間の通貨の金利の差が損失になります。
空売りをする際に、「スワップポイント」には気をつけるようにしましょう。
FXの空売りの2つの注意点
FXを空売りする際のメリット・デメリットについて説明しました。
空売りをマスターすることで、下げ相場でも利益が狙えるようになりますね。
この項では、空売りをする際に注意すべきことについてみていきましょう。
スワップポイントに注意する
FXの空売りのデメリットでも説明しましたが、「スワップポイント」に注意するようにしましょう。
極端に金利の高い通貨を売ってしまうと、日本円は低金利なので損失を生んでしまう場合が多いです。
逆に考えれば、空売りをするときは「金利の低い通貨」を売りに出すようにしましょう。日本円よりも金利の低い通貨で取引をすれば、損失を出してしまうはずのスワップポイントを利益に変えられます。
FXの空売りをする際は、取引する通貨の「金利」に着目するようにしましょう。
スプレッドに注意する
これは空売りに限らず、通常の取引でも言えることですが、「スプレッド」に注意しましょう。
スプレッドとは、「買値と売値の差額」のことです。この差額は、FX会社の利益となります。
例えば、売値が103円で買値が105円の場合、2円がスプレッドになりますね。これはトレーダー側のコストとなるため、裏手数料と呼ぶ人もいます。
特に空売りをする際に手数料が必要になる場合などはありませんが、「スワップポイント」と「スプレッド」には注意するようにしましょう。
FXの空売りで利益を上げよう!
本記事ではFXの空売りについて詳しく解説しました。
一般的には下げ相場で利益は出せないと思いがちですが、「売りから入る」ことで下落トレドでも利益を狙えます。しかし、「スワップポイント」「スプレッド」の存在を考慮せずに損失を出さないようにしましょう。
あなたがFXの空売りで利益をあげられることを祈っています!
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