fxトレードをしていて「窓」「窓埋め」という単語を耳にしたことはありませんか?
FX初心者の方には「窓」と聞いてもわからないでしょう。
FXにおける「窓」「窓埋め」を理解することで、利益をあげられるようになります。
本記事では、FXにおける「窓」について解説していきます。
FXで利益をあげるために、まずは窓を知っていきましょう。
FXの窓埋めとは?
窓埋めとは、開いた窓を埋めようとする相場の値動きのことです。
窓埋めの動きは高い確率で起こります。
相場の値動き狙いでエントリーや決済をすれば、利益を出しやすくなるでしょう。
しかし、FX初心者からすると「窓」とはなにか?「窓埋めがあるなら、窓開けもあるの?」と感じる人もいるかもしれません。
次項で「窓」や「窓開け」を解説します。
窓とは?
窓とは、チャートのローソク足とローソク足の間が離れた隙間です。
FXチャートの隣り合った2つのローソク足の間に大きな開きができ、その形がまるで窓のような空間になるため「窓」と呼ばれるようになりました。
また、前日のローソク足より高い値がついて窓が開いた場合を「上窓」、前日のローソク足より低い値がついて窓が開いた場合を「下窓」といいます。
FXにおいて「窓」はよく出てくる言葉なので、「上窓」「下窓」を合わせて覚えておきましょう。
窓開けとは?
「窓埋め」があるなら「窓開け」もあるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、そもそも「窓」が「窓開け」の意味を指します。
たとえば「窓ができた」と言えば「窓開け」を意味するのです。
FXをやっている方にとっては、説明不要かもしれませんが、FX初心者にとっては「窓」「窓開け」「窓埋め」とあると、それぞれに意味があるように感じてしまいますよね。
「窓=窓開け」なので、深く考える必要はありません。
窓が開く理由
窓の発生要因について解説します。
窓の発生要因は、FX会社の取引時間が関係しているのです。
窓が開く理由、また窓が埋まる理由について、次項で解説します。
窓開けが起こることが多いのは月曜日
FXは基本的に24時間取引可能ですが、土日は取引時間外となっています。
この取引時間外が重要なポイントです。
取引時間外に値動きがある場合、市場が開くと同時に「窓」が発生します。
つまり、取引が開始される「月曜の朝」に窓が発生するのです。
月曜日の窓が埋まる理由
窓埋めが起こるのは、トレーダーの心理が深く関係しています。
多くのトレーダーは「窓開けの原因となった値動きは、たまたま発生したもので、長くは続かない」と考えているからです。
また、窓開けをチャンスだと捉えたトレーダーが注文することで、窓が埋まっていきます。
基本的には自然と窓が埋まっていきます。
しかし、必ずしも窓が生じたからといって窓埋めが起こるとは限りません。
窓開けから窓埋めまでの期間
開いた窓が、どれくらいの期間で埋まるかは、あくまで可能性の範囲での解説になります。
可能性としては、以下の通りです。
- その日のうちに窓埋めが起こる確率80%~90%
- 3日以内に窓埋めが起こる確率90%~94%
- 一週間以内に窓埋めが起こる確率93%~96%
- 数週間以上で窓埋めが起こる確率99%
基本的には窓埋めは高確率で起こります。
しかし短期間の場合、埋まらない窓も存在しており、100%窓が埋まるとは限りません。
つまり、窓埋めを狙ったトレードでもリスクはゼロではないのです。
FX窓埋めの手法
窓埋めを活用した手法をかいせつします。
「窓埋め」の手法は、決して難しくありません。
単純に、窓とは逆方向のポジションでエントリーするだけです。
その他にも、「窓埋め」に失敗しないための3つの手法があります。
- 金曜日にポジションを解消
- ストップロスを入れる
- 月曜の朝に早く取引ができる口座を選ぶ
窓埋めを理解して、利益をあげるために、それぞれの手法を覚えておきましょう。
金曜日にポジションを解消
長期トレードをメインで行っている場合は別ですが、基本的には週末、金曜日にポジションを解消しておきましょう。
金曜日にポジションを解消しておけば、月曜日の窓開けのリスクを回避できます。
さらに、スタートと同時に「窓埋め」を上手く活用し、朝から数十pips獲得できる可能性が高いです。
FX初心者の場合、数十pipsの獲得まで意識しなくて良いですが、リスク回避のためと考えて金曜日にポジションを解消しておくことをおすすめします。
ストップロスを入れる
FXに限らず、投資の世界ではリスクへッジが重要です。
プロのトレーダーは、基本的にストップロスを入れる癖をつけており、リスクを最小限に抑えるようにしています。
「窓埋め」に限った話ではありませんが、ストップロスを入れることは常に頭に入れておくと良いでしょう。
月曜の朝に早く取引ができる口座を選ぶ
今からFX会社を選ぶ方は、できるだけ早い時間から取引できる業者を選びましょう。
早ければ早いほど、他のトレーダーよりも一歩先の情報を掴むことができます。
多くのFX業者は朝7時から取引可能ですが、業者によっては夜中の3時から取引可能な場合があるので、前もって調べておくと良いでしょう。
窓埋めを狙う目的があるならば、早い時間から取引できるFX業者を優先に選んでみてください。
窓を狙ったFXの注意点
窓を上手く活用することで、利益を出しやすくなりますが、窓を狙う際には、以下の点に注意しましょう。
- スプレッドが開きやすい
- テクニカル分析が使いにくい
- 取引時間にばらつきがある
窓を狙ったトレードは、FX初心者でも取り組みやすいですが、ある程度の経験も必要になってくるので、しっかり注意して行ってください。
スプレッドが開きやすい
窓を狙うトレードの時間帯は、どのFX会社でもスプレッドが開きやすくなっています。
FX会社が、リスクヘッジのためにスプレッドを広げてくるためです。
窓の幅が小さいと、スプレッド幅のコストに見合わなくなる可能性があるので注意しましょう。
テクニカル分析が使いにくい
窓開け時には、テクニカル分析(価格や値動きのサイクルに注目する方法)が機能しなくなります。
テクニカル分析は、あくまで連続性を前提にしているためです。
そのため、窓開け直後のスキャルピング(短期間で薄い利益を積み重ねていく取引手法)は、感覚や慣れが必要になります。
どんなときにどれ位の窓ができ、いつ頃窓が埋まるかは、多くの経験を積み重ねなければ身に付きません。
窓を上手く使う場合は、とにかく経験を積むしかないでしょう。
取引時間にばらつきがある
月曜の朝、取引開始時間の早い業者を選ぶことで、窓を狙った手法は効果的になります。
しかし、裏を返せば選ぶ業者によって取引時間にばらつきがでてしまうということです。
日本の多くのFX業者は大体7時から取引開始となるので、取引開始時間の早い海外FX業者を選ぶと良いでしょう。
また、現在国内FX業者で取引している方は、窓の状況を確認する用の海外FX口座を作っておくのも一つの手です。
FXで稼ぐために窓埋めを理解しておこう
FXで稼ぐためには、「窓」「窓埋め」を理解しておきましょう。
「窓」さえ知っていれば確実に稼げるわけではありませんが、FXで収益をあげるための一つの知識として知っておいた方が、今後有利に動けます。
ただし、窓を狙った手法は、ある程度の経験も必要になるので、FXを始めたばかりの方が窓を狙うのは危険です。
窓を狙った手法を行うなら、一定期間FXを利用して、慣れてきた頃に行うと良いでしょう。
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