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FXのレンジ相場とは?レンジ相場の手法から見極め方法まで

FXのレンジ相場はトレンド相場と異なり、初心者にはエントリーが難しく利益を上げにくいイメージがあるでしょう。

本記事では、FXのレンジ相場の特徴や攻略手法を紹介していきます。

合わせて、レンジ相場の判断に使えるテクニカル手法についても解説していくので、FX初心者の方は、是非参考にしてください。

FXのレンジ相場を制すれば、FXの取引で、より収益をあげやすくなるでしょう。

FXのレンジ相場とは?

FXのレンジ相場とは、一定の値幅(レンジ)内で値上げしたり値下げしたりを繰り返している相場です。

「レンジ相場を制する物はFX相場を制する」と呼ばれるほど、FXにおいてレンジ相場は重要だと言われています。

レンジ相場はFX相場のほとんどを占めるため、レンジ相場の感覚を掴むことはFXにおいて重要な要素です。

トレンド相場とレンジ相場

FXには主に「トレンド相場」と「レンジ相場」があります。

トレンド相場は1つの方向に勢いが出ている相場で、比較的エントリーのタイミングが分かりやすい相場です。

トレンド相場には上昇トレンドと下降トレンドがあり、トレンドが続いて条件が崩れない限りポジションを持ち続けられます。

そのため、トレンド相場は比較的利益を伸ばしやすいです。

レンジ相場の特徴

レンジ相場には主に以下の3つの特徴があります。

  • FX相場の7~8割はレンジ相場
  • レンジ相場は必ずブレイクする
  • 初心者は利益を上げにくい

それぞれの特徴を解説していくので、レンジについてさらに深く学んでいきましょう。

相場の7割~8割はレンジ相場

レンジ相場の特徴の1つ目は、FX相場の7~8割はレンジ相場だということです。

FX相場の7~8割はレンジ相場だと言われています。

FX相場を動かすような大きなニュースがない状態になった場合、レンジ相場に入ることが多いためです。

レンジ相場は売りたい人と買いたい人が同じくらいいて、拮抗した状態が続きます。

レンジ相場は必ずブレイクする

レンジ相場の特徴の2つ目は、レンジ相場は必ずブレイクするということです。

一度レンジ相場に入るとしばらくレンジ相場の状態が続くと考えてしまう方も多いですが、レンジ相場は必ずブレイクします。

何らかのきっかけで「レンジブレイク」が発生すると、上昇トレンドや下降トレンドに転換しやすいです。

レンジブレイクが発生したらエントリーできるように準備することをおすすめします。

レンジ相場が発生している間にトレンドの転換点になりそうな重要な高値と安値に注目してみてください。

初心者は利益を上げにくい

レンジ相場の特徴の3つ目は、初心者はレンジ相場では利益を上げにくいということです。

初心者はレンジ相場では利益を上げにくいと言われています。

初心者にとってレンジ相場は比較的分かりやすいトレンド相場とは異なり、エントリーのタイミングが難しいため、基本的にトレードしない方が安全です。

レンジ相場は少し上級な方法ですが、初心者から次のステージに行くためには知っておいた方が良いでしょう。

レンジ相場攻略手法

レンジ相場の攻略手法を以下の4つ紹介します。

  1. レンジ相場の上限・下限をとる
  2. レンジブレイクをとる
  3. 逆張りによるトレード
  4. 順張りによるトレード

レンジ相場を攻略するために、最低でも4つの方法を覚えておきましょう。

レンジ相場の上限・下限をとる

レンジ相場攻略手法の1つ目は、レンジ相場の上限・下限をとることです。

レンジ相場では相場の上限・下限付近が分かりやすいエントリーポイントだと言われています。

高値が分布しているレジタンスライン(抵抗線)とサポートライン(支持線)をチェックして、レンジ相場の判断をしましょう。

レンジブレイクをとる

レンジ相場攻略手法の2つ目は、レンジブレイクをとることです。

レンジ相場は一定の値幅(レンジ)で動き、レジタンスラインまたはサポートラインを超えたときに、一定の方向への動きが強まる傾向があります。

レンジブレイクのタイミングでうまくエントリーできれば、短時間で稼げる可能性があるので、レンジブレイクのタイミングを見極めることが重要です。

逆張りによるトレード

レンジ相場攻略手法の3つ目は、逆張りによるトレードをすること。

逆張りとは、相場の動きに反して売買する方法です。

上昇トレンドであれば売りでエントリー、下降トレンドであれば買いでエントリーします。

逆張りでトレードする場合は、レンジ相場に入ったかどうかの見極めが重要です。

上昇トレンドからレンジ相場に入ったかどうかを見極めるには、一定の値幅(レンジ)で上下の値動きがあったかどうかで確認します。

順張りによるトレード

レンジ相場攻略手法の4つ目は、順張りによるトレードをすること。

順張りとは、相場の動きに沿って売買する方法です。

上昇トレンドであれば買いでエントリーし、下降トレンドであれば売りでエントリーします。

順張りのトレードは主にトレンド相場で効果を発揮します。

ある程度続いたレンジ相場から抜け出した場合、トレンド相場が長く続く傾向があります。

トレンドに沿ってポジションをとれば、大きく利益を伸ばせるでしょう。

順張りの手法はレンジ相場には不向きなように思えますが、レンジ相場の中でも順張りで戦略を立てることは可能です。

レンジ相場で順張りのトレードをする場合は、短いスパン中にトレンドを見極めポジションを取ることで利益を出せます。

レンジ相場の判断に使えるテクニカル手法

レンジ相場の判断に使えるテクニカル手法を4つ紹介します。

  • 長期移動平均線
  • ボリンジャーバンド
  • RCI
  • ストキャスティクス

レンジ相場で勝ち抜くためには、レンジ相場を見極める判断力が重要です。

レンジ相場の判断に使えるテクニカル手法を確認して、実際にレンジ相場で取引してみてください。

長期移動平均線

レンジ相場の判断に使えるテクニカル指標手法の1つ目は、「長期移動平均線」です。

移動平均線は相場のトレンドが上昇・下降・横ばいのどれに当てはまるかを判断するために使用します。

そのため、重要度の高いテクニカル手法として世界中のトレーダーが参考にしているのです。

FX相場で移動平均線を使用するときは、「だまし(移動平均線が売買のシグナルを出したように見せかけて、逆をついてレートがサイン通りに動かない現象)」に注意する必要があります。

だましに引っかかる確率を減らすためには、長期移動平均線の他にいくつかのテクニカル手法を組み合わせるのがおすすめです。

ボリンジャーバンド

レンジ相場の判断に使えるテクニカル手法指標の2つ目は、「ボリンジャーバンド」。

ボリンジャーバンドとは、順張りと逆張りの両方で使える便利な指標です。

ボリンジャーバンドは「センターライン」と「標準偏差」で構成されており、移動平均線を中心に捉えると為替レートの動きに規則性を見つけられます。

ボリンジャーバンドの幅が狭まって平行の状態に近づけば、レンジ相場のサインである可能性が高いです。

RCI

レンジ相場の判断に使えるテクニカル指標手法の3つ目は、「RCI」です。

RCIは売られすぎや買われすぎを見極めるテクニカル手法です。

たとえば70%以上であれば買われすぎ、30%以下の場合は売られすぎという判断をします。

そのため、30%~70%の間でRCIが推移している場合は安定的なレンジ相場である可能性が高いです。

ストキャスティクス

レンジ相場の判断に使えるテクニカル指標手法の4つ目は、「ストキャスティクス」です。

ストキャスティクスは、RCIと同じく売られすぎと買われすぎを確かめるテクニカル手法です。

RCIと同じく、30%~70%の間でストキャスティクスが推移している場合はレンジ相場の可能性が高いと判断できます。

レンジ相場を見極めることが重要 

FXで稼ぐためには、レンジ相場かどうかを見極めることがとても重要です。

レンジ相場は、一見するとエントリーのタイミングが難しく初心者には稼ぐのが難しく思えます。

しかし、レンジ相場の特徴やテクニカル手法を学んで相場をチェックすれば上手く収益をあげられるようになるでしょう。

見極めやテクニックなど、覚えることは多いですが、FXは学べば学んだ分収益として返ってくる可能性が高くなります。

今後も長くFXを続けるのであれば、レンジ相場で利益を出す方法はをしっかり学んでおきましょう。

 



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