【初心者向け】FXの始め方を3つのSTEPに則って解説！

緊急事態宣言による外出自粛で時間もできたし何かを始めようと思って興味を持ったFX。しかし、FXを始めようにも何をしたらよいかわからない方がほとんどではないでしょうか。

FXというと難しいイメージを持たれがちですが、決して難しいものではありません。FXを始めるための準備やSTEPをきちんと理解すれば、意外と簡単に始められるものです。

本記事では、「FXを始めたいけど何から手をつければよいのかわからない」という方に向けて、疑問を解消するような内容を解説いたします。

この記事でわかることは、次の3つです。
①FXを始めるために必要なもの
②FXの取引の始め方3STEP
③FX会社を選ぶポイント

それではまず初めに、FXを始めるために必要な準備からみていきましょう！

FXを始めるための準備・必要なもの

FXを始めるためには一体何が必要なのでしょうか？

FXを始めるために必要な準備は次の3つです。

• FXの基礎を覚える
• 口座と資金を準備する
• パソコンやスマホを用意する

それでは、１つずつみていきましょう！

デモトレードでFX取引の基礎を覚える

FXは実際のお金を使って取引をするため、実践の取引でトレードの練習をするのはリスクが付きまといます。

しかし、デモトレードを利用した取引ならば損失を出さずにFXのトレードの練習ができるため、初心者はまずFXのデモトレードを行うようにしましょう。

デモトレードを行いながらFX取引の基礎知識を吸収していくことで、実際のトレードでも利益を出せるようになるでしょう。

実際のトレードとデモトレードの違うところは「実際のお金を取り扱うかどうか」という点にあるので、デモトレードでは実際のお金を取り扱わない分、緊張感に欠けてしまうかもしれません。

それでも実践を意識してデモトレードを行うことで、自分のFXスキルの向上が望めるでしょう。

口座を開設し、資金を準備する

デモトレードでFXの流れをだいたい掴んだ後は、実際にFX口座を開設し、資金を準備しましょう。

FX口座の開設自体は無料で行えますし、複数作ることもできるので、身構える必要はありません。

FXの初期費用ですが、これ後でも詳しく説明しますが、大雑把に見積もって1-2万円はあると良いでしょう。

FX会社の中にはそれ以下の金額からスタートできる会社も多くありますが、FX投資の原則として、「ギリギリの資金で挑戦すると失敗しやすい」というものがあるため、手持ちの資金には余裕を持つようにしましょう。

パソコンかスマホなどの電子機器を準備する

最後に、FXを実際に行うためのパソコンやスマホを用意しましょう。

用意する電子機器としては、簡単なノートパソコンでも十分対応可能です。

複数のチャートを同時に見れるようなデュアルモニターを整備しているようなトレーダーはプロでも稀な方に入ります。

今の時代はスマホでもパソコンと遜色ない性能を保持しているため、スマホのアプリ１つで取引を進めることも可能です。

いちいちパソコンを持ち歩くのが面倒な方はタブレット端末にするのも良いかもしれませんね。

FXの取引の始め方を3STEPでご紹介

それでは、FXの取引の始め方を3つのSTEPでご紹介いたします。

1. FX専用の口座を開設
2. 初期費用を入金する
3. 通貨ペアを選ぶ

それでは、１つずつみていきましょう！

①FX専用の口座を開設

まず初めにFX専用の口座を開設しましょう。

開設の方法は、自分の気になったFX会社のホームページの口座開設ボタンを押すだけです。

FXの口座を作る際には、銀行口座の開設と異なり、口座の開設時にお金を入れる必要がありません。しかも、口座開設手数料もかからないため、無料で作れます。

また、FXの口座を複数用意する方も少なくありません。口座を複数用意することで、もし万が一口座がアクセス障害などに陥った場合に、他の口座で代替できるからです。

FX口座を作るのにかかる時間は、WEBを利用しての開設が主になるため、ほとんど手間をかけずに作ることができるでしょう。

WEB上の入力フォームに住所氏名勤務先などの情報を入力し、本人確認書類をカメラで撮影して認証するだけですね。

近年はWEBプラットフォームの台頭により、口座開設もかなり簡単になりました。

自分の気に入ったFX会社の口座を開設するようにしましょう。

②初期費用を入金する

口座開設が終了した後は、取引ツールの指示に従って初期費用を入金しましょう。

口座への資金の入金を行うときは、銀行振込を利用します。この時に、深夜でも休日でも即座に入金を反映できる「クイック入金」が可能なネットバンキングを契約しておくことがおすすめです。

FXで取引を行なっていくと、含み損が規定値を超えて、強制ロスカットと呼ばれる事態に陥る可能性があります。その場合は、現在保有されいるポジションが強制的に決済されてしまいます。

その事態を防ぐために「今すぐ資金を入金したい」という場合に、クイック入金ができると即座に入金が反映されるため安心した取引が可能です。

FX口座の開設と同時に、クイック入金が可能なネットバンキングを探しておきましょう。

③通貨ペアを選ぶ

最後に、FXはそもそも2カ国間の通貨のペアを用いて取引するため、自分が気になった通貨ペアを選ぶようにしましょう。

FXの通貨ペアの為替レートの表記法にはルールがあります。例えば、「米ドル/円」は「左側の取引通貨が米ドルであり、右側の決済通貨は円である」という意味になります。

為替レートとは、「決済通貨1単位の価値を決済通貨を用いて表したもの」と理解しておいてください。

初心者が通貨ペアを選ぶ場合は「米ドル/円」を選ぶようにしましょう。

取引に対する情報量が非常に多く、コストも比較的かからないため、初心者が取引する通貨ペアとして最適でしょう。

慣れてきたら外貨同士のペアである「ユーロ/米ドル」などにも手を出していくと、中級者としてのステップアップにつながるでしょう。

初心者はFXの初期費用はいくら必要？

FXの始め方は理解できましたが、初期費用にはどれほどの資金が必要になるのでしょうか？

初期費用を考える上で知っておきたい基礎知識についてまずご紹介します。

通貨単位を知る

まず初めに、取引するFX会社の通貨単位を知るようにしましょう。

通常、通貨単位は1,000通貨（1,000ドル）か、1万通貨（1万ドル）が最小単位として設定されています。

1ドル100円換算で計算した時に、1,000ドルならば10万円、1万ドルならば100万円の資金が必要になります。

リスクを抑える場合は、取引単位を少なくすると良いですが、その分利益も少なくなってしまいます。

一気に利益を上げたい場合は、通貨単位を上げていくことになりますが、万が一損失が出た場合は莫大な負債を抱える可能性があることも念頭に置いておきましょう。

入金の最低ラインは約2万円

FXにはレバレッジという金融機関に預ける証拠金を倍々にしてFX取引を行える制度があります。

そのため、例えば1,000通貨あたりの取引を行いたい場合は、1,000ドルに対して必要な証拠金は25倍のレバレッジをかけて4,000円程度です。

しかし、ギリギリの証拠金のみで取引をすると強制ロスカットされる可能性が高くなってしまうので、現実的なラインでいくと1-2万円程度が入金の最低ラインと言えるでしょう。

レバレッジに注意する（この下に右の図解を挿入）

FXのレバレッジは最大で25倍までかけることができます。

しかし、レバレッジをかければかけるほど高利益を狙える可能性は高まりますが、大損失を負う可能性も高まります。

もし、自分の予想と反対の動きを相場がした場合に、含み損に耐え切れるだけの資金力がないと強制ロスカットになり、保有しているポジションを全て決済されてしまいます。

そのため、レバレッジをかける場合は自分の資金力との相談を欠かさないようにしましょう。

FXの会社を選ぶ3つのポイント

FXの始め方を理解したら、次は自分にあったFX会社の選び方を知ることが大切です。

この項では、FXの会社選びで失敗しないための3つのポイントを紹介します。

• スプレッドが安い会社を選ぶ
• アプリが使いやすい会社を選ぶ
• 1,000通貨単位で取引できる会社を選ぶ

それでは１つずつみていきましょう！

①スプレッドが安い会社を選ぶ

スプレッドとは、取引通貨の買値と倍値の差額のことを言います。

そのスプレッドが安い会社を選ぶことが、将来的にお得に取引を行うための秘訣となります。

スプレッドについてはFX会社のホームページに記載されていることがほとんどなので、格安の会社を選びましょう。

②アプリが使いやすい会社を選ぶ

スマートフォンのアプリが使いやすい会社を選ぶようにしましょう。

特に忙しい社会人の方は、スマホのアプリでFX取引ができた方が通勤時間などの隙間時間の有効活用になりますよね。

しかも、スマホのアプリの方がタッチで直感的に操作できるため、FX初心者の方にも最適です。

スマホのアプリの使いやすいさで判別をすることがこれから快適にFXトレードライフを送るための第一歩になるでしょう。

③1,000通貨単位で取引できる会社を選ぶ

特に初心者の場合は最低取引通貨単位が1,000通貨単位のFX会社を選びましょう。

初心者のうちから高額な投資取引を行うのは気がひけるはずです。その場合の損失もかなりのものになってしまいます。

そのため、FXの取引になれるという意味でも、最低取引単位が1,000通貨単位の会社を選ぶことで、万が一の損失を最小限に食い止めることができるでしょう。

FXを始めるにはまず口座を開設しよう！

本記事では、FXの始め方について解説をしました。

FXというと難しい印象を受けがちですが、まずはデイトレードでゲーム感覚でFXの取引について学んでみると良いでしょう。

そして、実際にお金を用いてトレードを行いたい場合は、まず初めにFX口座を開設するようにしましょう。

FX会社を選ぶポイントも参考にして見てくださいね、

あなたがFXで成功することを祈っています！