一般的に投資といえば、株やFXをイメージする方が多いでしょう。
しかし、株やFXに興味はあるものの、以下のような悩みを持っていませんか?
- 株とFXの違いがわからない
- 投資初心者におすすめなのはどっち?
今回は、FXと株の違い、株やFXのメリット・デメリットなどについてご紹介します。
FXとは?
(参考図解です)
FXとは、「日本円→米ドル」など、ある国の通貨を別の国の通貨に交換するときに発生する差額によって利益を狙う取引です。
FXは各国が発行している法定通貨(ユーロ・ドル)など、世界中の通貨が投資対象になります。
また、FXは最大25倍までレバレッジをかけることができるため、少ない資金からでも取引を始められることが特徴です。
少ない資金で始められることから、気軽に始めやすいでしょう。
株とは?
(参考図解です)
株とは、株式会社が資金を調達するために発行している株式を売買する取引のことです。
株は証券取引所に上場している企業が投資対象になります。
近年では、日本国内だけでなく、証券取引所によっては海外の株式にも投資できるようになりました。
FXと比べると、初期資金が多く必要なため、気軽に始められる投資ではないといえます。
FXと株の違い
FXと株の違いを、細かく分けて解説します。
主な違いとして、以下の表を参考にしてください。
FX | 株 | |
投資対象 | 各国通貨 | 個別企業 |
利益の出し方 |
|
|
最低資金 | 数千円〜 | 数万円〜 |
取引可能時間 | 平日24時間 | 平日9時〜11時30分
12時30分〜15時 |
1日の値動き幅 | 約0.5%〜2% | 約1%〜30% |
レバレッジ | 最大25倍 | なし(信用取引の場合は、最大3.3倍) |
手数料 | 比較的安い | 比較的高い |
必要知識 | 世界経済、為替、通貨など | 企業及び業界、財務・会計など |
分けてみてみると、FXと株は同じ「投資」でも全く別物といえるでしょう。
それぞれの違いを以下で詳しく解説します。
投資対象
投資対象は、株の方が多くFXの方が少ないです。
FXの投資対象は、世界各国が発行する法定通貨(ドル・ユーロなど)。
一方、株は証券取引所に上場している企業の株式が投資対象になります。
FXでは、各FX会社によって取引できる通貨の種類は異なりますが、多くて20〜30種類の銘柄に投資が可能。
株式投資の場合、国内だけでも約4,000種類の銘柄数があり、投資できる銘柄数は非常に多いことが特徴です。
利益の出し方
株とFXはどちらも、通貨や株式を安いときに買って、高いときに売ることで利益を得る「売買差益」が主な利益の出し方です。
しかし、売買差益以外にも得られる利益として、FXでは「スワップポイント」、株取引では「配当金」と「株主優待」があります。
FXのスワップポイントとは、金利が低い国の通貨を売って、金利の高い国の通貨を買うことで受け取れる金利の差額のことです。
FXのスワップポイントは、通貨を保有し続ければ、毎日もらえることができます。
一方、株の配当金とは、会社が得た利益の一部を株主へ支払うものです。
配当金は企業によって異なりますが、年に1回〜2回程度。
さらに、株には配当金以外にも、企業によって自社の商品がもらえたり、サービスが安くなったりする「株主優待」があることも特徴です。
最低資金
最低資金は、FXの方が少ないです。
FXの場合、数千円から始めることができます。
株取引の場合、銘柄によって値段が異なりますが、最低でも数万円の資金が必要です。
初期費用を少なく抑えるのであれば、FXの方が良いでしょう。
取引可能時間
取引可能時間が長いのは、FXです。
FXは平日の24時間取引が可能。
しかし、株の場合は証券取引所が空いている時間しか取引ができません。
株の取引時間は、平日9時〜11時30分と12時30分〜15時までです。
そのため、株取引はFXよりも取引機会が限られてしまいます。
1日の値動き幅
1日の値動き幅は、大きいほどリスクが伴いますがリターンも大きく、小さいほどリスクが低くリターンも少ない取引となります。
FXの場合、1日の値動きの幅は0.5%〜1%程度で、マーケットに影響を与える大きな出来事があったとしても、値動きは3〜4%程度にとどまります。
一方、株はFXよりも1日の値幅が非常に大きく、1日で30%以上変動する銘柄が変動することも珍しくありません。
そのため、株式投資はFXよりもハイリスク・ハイリターンの取引といえます。
レバレッジ
(参考図解です)
レバレッジとは、預けた証拠金を担保に、証拠金の数十倍の取引を行うことです。
FXでは、最大25倍までレバレッジをかけることができるため、少額からでも大きな利益を狙うことが可能です。
一方、株の場合、基本的に現物投資となるためレバレッジをかけることができません。
ただし、信用取引であれば最大3倍までレバレッジをかけることができます。
手数料
手数料の差額で比較すると、FXの方が手数料は少ないです。
株取引では証券会社に支払う手数料が発生します。
FX取引の場合は、基本的に手数料は無料の会社が多いです。
しかし、FXでは手数料がない代わりに、買うときと売るときの価格にスプレッドという差額があり、実質的な手数料となっています。
必要知識
株とFXでは投資対象が異なるため、それぞれ必要となる知識が異なります。
株の場合、個別の企業に投資するため、その企業の業績や競合他社との比較などについての知識が必要です。
一方、FXは各国の経済情勢や金融政策、経済指標といった世界経済に関する知識が必要になります。
知識においては、どちらの方が難しいとはいいきれません。
株のメリット・デメリット
株のメリット・デメリットを解説します。
FXと比較して、株の方が優れている点もあれば、劣っている点もあるので、投資を始める際の参考にしてください。
大きなメリットとしては、株の方がリターンが多いこと、デメリットとしてはハードルが高いことです。
どちらかという投資に慣れている人向けなのが、株になります。
株のメリット
株の大きなメリットは、一攫千金を狙えることです。
株は値動きが大きいため銘柄選びとタイミングがうまくいけば、大きな利益を狙えます。
さらに、株では売買からの利益だけでなく、投資した企業から配当金や株主優待がもらえることもメリットのひとつです。
株を持ち続けていても損になることは少ないでしょう。
株のデメリット
株の大きなデメリットは、ハードルの高さです。
最低資金が数万円必要になるため、初心者が始めるのは難しいでしょう。
また、株では取引者の少ない銘柄に投資すると、売りたいときに買い手がつかず、売れないという「流動性リスク」が起こる可能性があります。
FXと比べると、この「流動性リスク」も大きなデメリットとなるでしょう。
FXのメリット・デメリット
FXのメリット・デメリットを解説します。
投資初心者にはFXがおすすめですが、メリットだけではなく、デメリットも注意してください。
FXの主なメリットは気軽に始められること、デメリットとしては管理しにくいことです。
メリット・デメリットを具体的に解説します。
FXのメリット
FXの最大のメリットは、最大25倍までレバレッジをかけられるため、少額からでも大きな金額を取引できることです。
また、高金利の通貨を買って保有していると、毎日「スワップポイント」がもらえます。
さらに、平日の24時間取引できるため、日中仕事で忙しい方でも、夜落ち着いてから取引できるため副業として始めやすいこともメリットのひとつです。
「少し投資に興味がある」という気持ちからでも、FXなら始められます。
FXのデメリット
FXは大きな損失に注意してください。
FXはレバレッジをかけることで少額でも大きな取引ができることが魅力ですが、その分、損失も大きくなってしまいます。
また、FXは平日の24時間動き続けるため、寝ている間に為替レートが急激に動き、損失が出る可能性があるのです。
常にチェックしておかなければいけないため、慣れないうちは管理のしにくさがネックになるでしょう。
投資初心者にはFXがおすすめ
投資初心者には、FXをおすすめします。
FXが初心者におすすめの理由は、以下の3つです。
- 少額で取引が始められる
- 平日の24時間取引ができる
- 取引コストが低い
株と比べれば、初心者でも扱いやすいのがFX。
それぞれのおすすめ理由を、具体的に解説します。
少額で取引が始められる
FXは数千円から始められます。
ハードルが低いため、投資初心者でも気軽に始められるでしょう。
また、最大25倍までレバレッジをかけることができるため、少額からであっても大きなリターンを狙えます。
大きなリターンを狙うには、多少の慣れも必要ですが、投資初心者にとってローリスクハイリターンは大きなメリットではないでしょうか。
平日の24時間取引ができる
FXは平日24時間いつでも取引可能です。
株は取引できる時間が決められており、日中働いている方にとっては取引が難しいでしょう。
しかし、FXは平日の24時間取引ができるため、日中忙しい人でも夜の空いた時間に取引できるため、十分稼げるチャンスがあります。
副業として始めるなら、FXがおすすめです。
取引コストが低い
FXは手数料が低いため、取引コストを気にする必要がありません。
とくに初心者の場合、取引コストを見逃してしまいがちです。
株の場合、取引する度に数百円の手数料がかかります。
手数料に注意しておかないと、手数料だけで高額になる場合があるので注意しなければいけません。
FXの場合、ほとんどのFX会社では手数料が無料です。
しかし、手数料の代わりに為替の買いと売りの値幅である「スプレッド」がかかります。
FX会社よってスプレッドの値は異なりますが、ドル/円の通貨ペアのスプレッドは平均して0.3銭〜1銭程度なので、株と比較するとかなり取引コストが安いです。
FXと株の違いを理解して自分に合った投資を
FXと株を比較すると、初心者におすすめなのはFXです。
投資の知識がある方は、株をやってみるのも良いでしょう。
株は1日で動く値幅が大きいため、大きなリターンを狙える可能性が高いですが、その分リスクも高いです。
一方、FXは数千円から取引できる上に、レバレッジが使えるため、少額から大きな利益を狙える可能性があります。
また、FXは平日であれば24時間取引できるため、ライフスタイルに合わせて取引できることも魅力です。
それぞれのメリットデメリットを比較して、自分に合った投資を選びましょう。
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