in

各通貨ペアの時間帯による特徴を解説!|値動きの特徴やクセを知れば勝率アップ!

平日でも24時間取引できることが魅力のFXですが、時間帯によって各通貨ペアの値動きに特徴があります。

この値動きの特徴を知っておくとFX取引がやりやすくなります。

しかし、FXを始めたばかりの方にとっては、「時間帯ごとにどのような値動きをするのか分からない……」と悩んでいる方もいるかと多いでしょう。

そこで本記事では「FXの時間帯の特徴」「国別の時間帯の特徴」「注意すべき時間帯」など、FXの時間帯の特徴の気になる点をまとめてご紹介します。

 

FXは時間帯の特徴を知るのが鍵

FXは時間帯の特徴を知ることで、FXの勝率が高くなります。FXは時間帯によって大きな変動が起こる可能性があるためです。

取引できる時間帯や4つの取引市場の仕組みについて解説します。

 

FXは24時間取引可能

FXは土日を除く、平日の24時間取引が可能です。そのため、FXは会社員や主婦、学生の方など、その人のライフスタイルに合わせてトレードができます。

さらに、日本が祝日で日本市場が休場の場合でも、外国為替市場が開いていれば取引できることも特徴です。

 

取引時間はFX会社によって異なる

FXの具体的な取引時間は、月曜日の午前7時頃〜土曜日の午前6時頃(冬時間の場合午前7時ごろ)までとなっています。

ただし、FX会社によって取引時間が少し異なるので注意しましょう。以下に、いくつかのFX会社の取引時間をまとめたので、参考にしてみてください。

FX会社 月曜日の取引開始時間 土曜日のクローズ時間 メンテナンス時間
GMOクリック証券 午前7:00 午前6:00 なし
YJFX! 午前7:00 午前5:55〜6:00 5:55〜6:00
ヒロセ通商 午前6:00 午前6:00 6:00〜5分程度

※冬時間の場合クローズ時間が1時間遅くなります。

 

FX取引できない例外の日

平日であればほぼ24時間取引できるFXですが、平日であっても「クリスマス」と「元旦」は取引ができません。具体的には、クリスマスの場合、東京外国為替市場が開いている7時〜15時の時間だけ取引が可能。

これは海外の市場は休場していますが、日本だけが唯一開場しているためです。また、元旦の場合、日本だけでなく世界中の市場が休場になっているため、平日であっても取引はできません。

しかし、1月2日からは通常通り取引ができるようになります。

4つの取引市場の仕組み

外国為替市場は、大きく分けて下記の4つの市場があります。

  • オセアニア市場
  • 東京市場
  • ロンドン市場
  • ニューヨーク市場

上から順に市場がオープンしますが、オセアニア市場が終わってから東京市場が始まるのではなく、オセアニア市場が終わる頃に東京市場の取引が始まります。

市場同士が途切れるタイミングがないため、FXは24時間取引ができるのです。

 

時間帯で見る特徴

FX取引は時間帯によって為替の値動きが異なります。

時間帯によって有利不利な時間があるので、どのような特徴があるのか覚えておきましょう。

ここからは時間帯別の値動きの特徴についてご紹介します。時間帯別の特徴を知ることで、有利に取引を進めていけるでしょう。

 

日本時間6時~8時

日本時間の6時〜8時の時間帯は、ニュージランドやオーストラリアなどのオセアニア市場が主に開いている時間帯です。

この時間帯はFXの参加者が少なく、流動性が低いためスプレッドが広がりやすい傾向にあります。

ただし、週末にマーケットに影響する大きなニュースや中央銀行総裁会議などがあった場合は、週明けに大きく動くことが多いため、注意が必要です。

 

日本時間9時55分

日本時間の9時55分は、金融機関が顧客に対してその日の基準レート「仲値」を決定する時間帯です。

そのため、この時間帯にかけて取引が活発になる傾向にあります。

とくに、五十日(ゴトウビ)と呼ばれる5日と10日の付く日は、企業の決済日が多く重なっており、海外への支払いのためにドル買いの需要が増す日です。

 

日本時間16時

日本時間の16時(冬時間の17時)は、世界一の取引量を誇るロンドン市場が開く時間帯です。

取引量が多くなるため、値動きが激しくなりトレンドが発生しやすくなります。

とくに、ユーロやポンドなどの欧州通貨の取引が活発になることが特徴です。

 

日本時間21時~23時

日本時間21時〜23時は、ニューヨーク市場が開く時間帯です。

この時間は、ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる時間帯なので、24時間の中で為替がもっとも動きます。

さらに、重要な経済指標が発表が集中する時間帯でもあり、指標が発表されるときは一段と値動きが激しく動くので注意しましょう。

 

国別の時間帯でみる特徴

国による時間帯の特徴も解説します。

国によっても時間帯ごとの値動きの特徴は異なるので、知っておくと有利です。さまざまな国の特徴を知ることで、FX取引の幅が広がるでしょう。

 

オセオニア時間6時~8時

早朝の午前6時〜8時は、ニュージーランドのウィルトン市場とオーストラリアシドニー市場の2つの市場で構成されるオセアニア市場が開いている時間帯です。

市場への参加者が少なく流動性が低いため、スプレッドが広くなりやすいことが特徴。

ただし、土日にマーケットに影響するニュースが発表されたときは、週明けの月曜日の始値が金曜日の終値から大きくレートが動くことがあります。

 

日本時間8時~15時

日本時間の8時〜15時は、ロンドンやニューヨークと比べると、取引量が少なく値動きが小さいため、レンジ相場になりやすいことが特徴です。

しかし、9時55分の仲値のときや、オーストラリア、中国の経済指標が発表されるときは大きく動くため、稼げるチャンスがあります。

 

ロンドン時間15時~21時

15時〜21時は、ロンドンをはじめとする欧州市場が開く時間帯で、取引が活発になります。

日本時間と比べると大きな値動きになるため、ロンドン時間に上手くトレンドに乗ることができれば大きな利益を得ることができりるでしょう。

さらに、ユーロ圏や英国の経済指標も発表される時間帯なので、内容によっては大きく動くため注意が必要です。

 

ニューヨーク時間21時~6時

ニューヨーク時間の21時〜翌朝6時も取引量が多い時間帯です。

とくに、ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる21時〜1時ごろは、1日の中でもっとも値動きが激しくなります。

また、東京時間の仲値に相当する「ロンドンフィックス」と呼ばれる値決めが行われる午前0時ごろ(冬時間は午前1時ごろ)も大きく動くことが特徴です。

 

FXで注意するべき時間帯

 

FXで注意するべき時間帯について紹介します。時間帯によって特徴が異なるため、危険な時間帯は避けなければいけません。

時間を気にせず取引してしまうと、大きな損失をまねくきっかけになります。注意するべき時間帯を知って、上手くFX取引を行いましょう。

 

通貨の取引量が少ない時間帯

通貨の取引量が少ない時間帯は注意してください。値動きが小さくスプレッドも広くなりやすいです。

とくに、早朝の6時〜8時ごろや、クリスマス明け、年末年始など、市場の参加者が少ない時間帯は注意しましょう。

市場への参加者が少ないので、トレードを控えることをおすすめします。

 

日をまたいだ取引

日をまたいだ取引をする際も注意が必要です。FXは時間帯によって値動きは大きく変わります。

たとえば、午前中に良いをポジション持って利益が出ていても、ロンドンやニューヨーク時間になると、指標が発表されて全く異なる値動きになり損切りになる可能性もあるのです。

そのため、他の時間帯のイベントや特徴を把握しきれていないうちは、ポジションを持ち越さないようにしましょう。

 

時間帯の特徴を掴んで勝率アップ

FXは時間帯の特徴を知ることで、今後の取引を有利に進められます。FXは時間帯によって値動きが大きく変わりますが、それぞれの時間帯の特徴を掴めば大きな利益を狙える可能性が高まるでしょう。

とくに、ロンドンからニューヨーク時間にかけては、取引量が多くなり、値動きも激しくなるため稼げるチャンスが多いです。

今回紹介した時間帯の特徴を参考にして、FXの勝率アップを目指しましょう。

 

 

 



FXを無料で学べる「fx-dojo」が登場!
この記事は、完全無料でFXの学習ができる「fx-dojo」からお届けしています。
fx-dojoは、FXの基本から実践まで、完全オンラインで無料で学習できるスクールです。これまでに合計10万人以上もの受講生が学んできました。

FXの初心者の方でも、実践的なカリキュラムで着実にスキルが身につきます。学習後はすぐに現場で活躍できるはずです。
これまで、会社員の方の転職・独立、主婦の副業、定年退職者の資産運用など、幅広い層の方にご参加いただいています。
FXを学びたい、新しい収入源を手に入れたい、人生を変えたいと考えているなら、ぜひfx-dojoにご登録ください。

今なら、受講生限定で現役トレーダーが監修した優秀な「自動売買ツール」をプレゼントしています。FXの学習と実践を同時に体験できるまたとないチャンスです。
LINEで無料の適性診断も用意しているので、ぜひお試しください!

まずは無料入団!