結論、自分自身がFXにどれだけ時間をかけられるかという環境によって適するスタイルが変わります。長期保有と短期保有それぞれのメリットとデメリットを独自調査した結果をこの記事にて比較していきます。
その他にも「初心者の取引方法」についても説明していきたいと思いますので、ぜひこの記事を読んで自分に適した取引スタイルが見つかれば幸いです。
FXで資産を運用する
少し前の日本であれば、銀行にお金を預けておくだけで資産が増えていました。しかしこれからの日本では各々が資産を運用を始めないと裕福にはなれない時代となっていきます。
しかし、資産運用といってもFXだけでなく株や投資信託などさまざまな種類があります。その中でもFXは資産運用の中でも景気に左右されずに行える資産運用となるのでおすすめ。
まずはFXの基礎概念やおすすめポイントについて紹介していきます。
FXの基礎概念
FXはForeign Exchangeの略称で、日本円を外国の通貨に換える取引である「外国為替取引」を指し、たとえば日本円をアメリカのドルに換える事を「ドル買い」といいます。
ニュースの情報でもあるように、通貨の価値というのは今この瞬間も変わっており、1ドル=120円のときもあれば110円のときもあります。この価格変動に着目して取引を行う投資こそがFXとなります。
FXは長期でも短期でも運用が可能
FXの長期運用の1つとしてスワップポイントという数週間から数ヶ月で利益を上げる方法があります。詳しくは後述しますが、長期運用の場合毎日の為替レートを定期的にチェックするだけで運用が可能なので、サラリーマンなどにはおすすめ。
反対に短期運用の場合は分単位で取引を行います。短い期間で取引を何度も行うことで大きく稼ぐ手法ですが、取引画面に張り付いておく必要があるので投資二時間をかけられる人しか成果をあげにくいという特長もあります。
FXは少額から始められる
FX取引を行うにはまず専用のFX会社にて口座を開設し、取引の際には先にお金を担保として預けます。これを証拠金といい、この資金の何倍もの通貨を買い付けることができる事が可能。このシステムをレバレッジといいます。
例えば50万円を証拠金としてレバレッジを10倍で取引を行う場合、実質500万円の取引を行う事ができます。このレバレッジが大きいほど損益の幅が大きくなりますが、少額で大きな取引ができることもFXの特長でしょう。
FX初心者の注意事項
レバレッジはたしかに少額で大きな取引ができるFXならではのメリットですが、初心者の場合大きな損失のリスクを抱えないためにもレバレッジを3倍程度に押さえておくのがおすすめ。
3倍以下に抑えることで証拠金不足に陥る可能性が低くなり、安定した取引を行うことができます。
FXを長期保有で運用する方法
FXを長期保有で運用する場合、前述したように毎日定期的に為替レートを確認する日々を数週間から数ヶ月続け、長期間で成果をあげます。
FXを長期保有で成果を上げる場合には、以下のような手法で利益を狙います。
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スワップポイント
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為替差益
FXの長期保有について
実際にトレーダーのプロの世界では長期保有の概念はありません。プロの場合は四半期ごとに決算時期がありそこまでに利益を計上する必要がある為です。そのためプロの場合は自ずと短期的に成果をあげる必要があるので短期保有となりますが、個人の場合はこれに該当しません。
個人の場合円安が進んだ場合を想定すると、日本のように海外から資源や食料を輸入するような国では物価が上昇します。こういったインフレのリスクを回避するためには多少外資をもっておくべきと言えます。
このような場合、長期的にインフレのリスク回避できることから長期保有はメリットと言えるでしょう。
スワップポイント
スワップポイントとは、取引する通貨同士の金利差額から得ることができる利益と指します。低い金利の通貨を売って、高い金利の通貨を買うことで利益が生まれるので、ポジションを保持しておくことで安定して利益を得ることができるのです。
また、スワップポイントは土日祝日を除いて毎日受け取ることが可能なので、安定感も高いです。日本は金利が低いため、日本とアメリカドルで取引すれば安定して利益が生まれるでしょう。
為替差益
為替差益とは、買値と売値の差額で得られる利益であり、得知恵の通貨を安く買い、その後に高く売ることで利益を得る手法です。
長期保有の場合、為替差益による利益や損失の幅が大きくなるので注意が必要。また、レバレッジを高めに設定している場合や少ない証拠金で取引を行う場合には、途中でロスカットされてしまう可能性もあるため、こちらにも注意して取引を行いましょう。
長期保有の注意点
スワップポイント・為替差益どちらにも言えることですが、取引を行う2つの国(通貨ペア)の政策金利をきちんと把握しておくことが大事。一般的に景気が良いときには金利が上がり、景気が悪くなると金利が下がります。
政治や経済の状況を逐一チェックして、金利の変動をあらかじめ認識できるようにニュースや経済情報をきちんと把握することが大事です。
長期保有おすすめのFX会社
長期保有の場合におすすめのFX会社は下記のとおりです。
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インヴァスト証券
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みんなのFX
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GMOクリック証券
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トライオートFX
特に「インヴァスト証券」や「トライオートFX」のスワップポイントは特に高いので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
FXを短期保有で運用する方法
前述したように、FXを短期保有で運用する場合は分単位、時には秒単位での取引が求められるため、常にモニターで取引画面に貼り付けられるような人でないと利益は望めません。
FXの短期保有について
短期保有はここぞという時に決済ができないと損失につながってしまうため、自分の中である程度基準を作っておく必要があります。というのも、実際に決済するタイミングで迷いが生じては利益につながらないことがあるので、自分のルールに適したら即決済という即効性のためにもおすすめです。
FXを短期保有で利益を得るコツ
FXを短期保有で取引する場合に作っておくべき自分の基準は下記のとおりです。
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売買のレートを明確にしておく
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エントリーのタイミングを決めておく
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決済までの期間を決めておく
それぞれについて詳しく紹介していきます。
売買のレートを明確にしておく
エントリーする際には、どのレートで決済を行うのか決めておきましょう。例えば、1ドル110円でエントリーした場合、109円もしくは111円になったら即決済するというルールを作ります。
こういった売買のレートを作っておくことで、決済のタイミングを逃した際の損失を防ぐことができるでしょう。
エントリーのタイミングを決めておく
そもそもレート以前にどのタイミングでエントリーするかを決めておくのも有効な手段です。例えば1ドルがエントリー前に110円だったとき、109円まで円高に動いたらエントリーするというルールを作りましょう。
エントリーのタイミングを決めておくことで、勝率が高くなります。
決済までの期間を決めておく
短期保有での運用では、常に早めな損切りが重要になります。そのためにも、レートが予想していた方向と反対に動いたときには、早めに損切りを行い、ポジションを持ちすぎないようにすることで、損失を最低限に抑えることができるでしょう。
短期保有おすすめのFX会社
長期保有の場合におすすめのFX会社は下記のとおりです。
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SBI FXトレード
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外為どっとコム
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GMOクリック証券
スプレッドの狭さが短期保有においての決め手となりますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回の記事ではFXの長期保有・短期保有について比較してみました。紹介したように、どちらにもメリット・デメリットがあり、何よりトレーダーの環境によってどちらが向いているかが明確に分かれますので、本記事を参考にして自分がどちらの保有方法で運用していくかを検討してみてください。
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