FXには、多くの注文方法があるため、どの注文方法がどんなものか覚えていない方もいるでしょう。
この記事では、FXの注文方法をを解説します。
FXで利益を出すためには、どんなときにどの注文方法を選ぶか理解しておくことが重要です。
さまざまな注文方法を理解していれば、適切な注文方法を選べます。
初心者のための基本的な注文方法から、中級者向けの応用注文方法まで解説するので、参考にしてください。
すべて覚えられれば、FX初心者から中級者になれるでしょう。
FXの注文方法はさまざま
FXの注文方法は、じつにさまざまです。
基本的に投資は、「買い」と「売り」がありますが、FXは2つだけではありません。
気軽にFXをやってみたものの、「注文方法の種類が多すぎてわからない」という初心者の方も多いのではないでしょうか。
ただ、注文方法を知っておかなければ、今後FXを行っていく上で不利になります。
これからFXをやっていくなかで、注文方法必ず覚えた方が良いです。
初心者の場合は、基本的な注文方法だけ覚えておくのも良いでしょう。
多くの注文方法はあるものの、理解してしまえば使うのは簡単です。
「買う」「売る」だけではない
FXの注文方法は、「買う」「売る」だけではありません。
基本の売り買い以外に、多くの注文方法があります。
注文方法を覚えるのは大変ですが、注文方法が多いことはメリットになるのです。
- 相場の動きに合わせた取引ができる
- 取引画面を見ていなくても取引できる
- リスクの低い取引ができる
どんなときにどんな注文方法を選べば良いかわかっていれば、利益を出しやすくなりますし、当然損益も減らせます。
初心者におすすめの基本の注文方法はもちろん、慣れてきたら、応用として使える注文方法も覚えておくと良いでしょう。
FX取引の注文から決済までの流れとワード解説
まずは、FX取引の新規注文から決済までの、基本的な流れを知っておきましょう。
とくにこれからFXを始める方は、参考にしてください。
主な流れは以下の通りです。
- 新規注文(エントリー)
- 取引成立(約定)
- 決済
新規注文の際には、「買い」または「売り」で取引を開始します。
注文後、取引が成立することを「約定」といい、取引が成立した状態が「ポジション」です。
買いの場合は「買いポジション」、売りの場合は「売りポジション」となります。
取引を完了させる際には、ポジションを決済して、利益を確定。
以上がFX取引の基本的な流れです。
FX基本の注文方法3つ
初心者はまず、基本的な注文方法を覚えておきましょう。
基本的な注文方法さえ覚えれば、FX取引を行うことは可能です。
注文パターンは3つになります。
- 成行注文……今すぐ取引したいとき
- 指値注文……安い価格で買いたい・高い価格で売りたい
- 逆指値注文……高い価格で買いたい・安い価格で売りたい
3つの注文パターンは、とても単純な注文方法です。
まずは、実際にこの3つの注文方法で注文するところから始めてみましょう。
難しい知識がなくても使える注文方法なので、初心者でもすぐに使えます。
成行注文|基本中の基本
(参考図解)
成行注文は、FX取引のなかで、最も簡単でメジャーな注文方法です。
今チャートに表示されている値段で、すぐに取引したい場合に使われます。
レートを見ながら注文できるので、初心者でもわかりやすいでしょう。
また、損失が拡大するリスクを軽減する使い方もできます。
ただし、レートを指定することができないため、相場の変動が大きいと、思わぬ高値や安値で成立してしまうことがあるので注意しましょう。
直感的に使える注文方法なので、最も初心者向きといえます。
指値注文|予約注文可能
(参考図解)
指値注文は、現在のレートよりも、「安く買いたい」または「高く売りたい」場合に使えます。
為替レートが指定した値段に来ると、自動的に売り買いしてくれる注文方法です。
たとえば、現在のレートが100円だったと仮定した場合、今よりも安い98円になったら買い、反対に104円になったら売り、と注文を出せます。
成行注文と比べて、常にチャートを見ている必要はありません。
指定したレートで自動的に約定されるので、有利に使える注文方法です。
逆指値注文|損切りに活用できる
(参考図解)
逆指値注文は、名前の通り指値注文と逆の注文方法です。
指値注文が「安く買いたい・高く売りたい」なので、逆指値注文は「安く売りたい・高く買いたい」ときに使えます。
逆指値注文は、勢いのある通貨の流れに乗って買ったり、暴落する通貨相場で売ったりすることで、利益を出す方法です。
また、あえて不利なレートで注文しておくことで、損失を抑えることもできます。
逆指値注文を覚えておくと、損失をコントロールすることができるので、初心者は必ず覚えておきましょう。
FX中級におすすめの応用注文方法3つ
FX初心者から中級者になるなら、応用の注文方法を覚えておきましょう。
基本の注文方法「成行・指値・逆指値」を組み合わせることで、さまざまな注文方法ができるのです。
応用注文方法として知っておきたのが、以下の3つになります。
- IFD注文
- OCO注文
- IFO注文(IFDOCO)
これらの注文方法を覚えることで、FX取引の幅を広げられます。
それぞれの使い方を知って、FX取引のレベルをあげましょう。
IFD注文|新規と決済を同時注文
(参考図解)
IFD注文とは、「If done(イフダン)」のことを指します。
新規注文と決済を同時に行う方法です。
たとえば、「100円になったら買い、110円になったら決済」のようにできます。
決済は損切りにすることも可能なので、「100円になったら買い、98円になったら損切り決済」という使い方も可能です。
一度の注文で注文から決済までの取引ができるので、常に取引画面を見る必要がありません。
そのため、副業としてFXを行う方におすすめの方法です。
OCO注文|2つの注文を同時に出せる
(参考図解)
OCO注文は、「One Cancels the Other」を指します。
2つの注文を同時に出せる、便利な注文方法です。
どちらかが成立すればもう一方はキャンセルできるので、今後の相場がわからないとき、売りと買いどちらでも注文を出すことができます。
また、110円で買ったポジションがある場合、114円になったら売り、100円になったら売り(損切り)という使い方も可能。
取引画面を見ていなくても、OCO注文をしておくことで、利益確定にも損切りにも使えます。
IFO注文(IFDOCO)|IFD+OCOの組み合わせ
(参考図解)
IFO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた方法です。
IFD注文が約定した後に、自動的にOCO注文が発動される仕組みになっています。
新規注文の予約から、利益確定と損切りまでをすべて自動的で行えるので、とても便利です。
ただし、その分多少複雑になっているので、どの水準に注文を置くか見極めが必要になります。
合計3つの注文が1つのセットとなっているので、時間がない方でも使いやすいでしょう。
副業としてFXを始めるなら、IFO注文は覚えておいてください。
FXは注文方法を上手く活用
FXは、注文方法を変えるだけで、自分に合った取引ができます。
IFDやOCOなら、忙しい方でも注文できるので、副業の方でも使えるでしょう。
初心者の方は、まず基本の方法を覚えてください。
注文方法を全部覚えられれば、それだけでFX取引の幅が広がります。
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