「FXで移動平均線を使っても勝てないのはなぜ?」
「FXの移動平均線を使って、利益を出す方法を知りたい。」
あなたは移動平均線を使って、利益を出せていますか?
現在、利益を出せていないのであれば、本記事を読むことをおすすめします。
移動平均線は正しく使えば、それだけで利益を出せるほど有力なインジケーターです。
本記事では、移動平均線の成り立ちから、その正しい使い方まで徹底解説。
本記事を読めば、移動平均線へのきちんとした理解ができ、トータルプラスへの大きな一歩を踏み出せるでしょう。
もう「どのインジケーターを使えば勝てるんだ。」と迷うこともなくなりますよ。
FXの移動平均線とは
FXの移動平均線(Moving Average)とは、一定期間の終値の平均値をそれぞれ結んだ曲線のことです。
FXを初めとして、多くの金融投資で最も有名なテクニカル指標で、多くの投資家に注目されています。
移動平均線には、単純移動平均(SMA)・加重移動平均(WMA)・指数平滑移動平均(EMA)といった種類がありますが、一般的に用いられるのは単純移動平均です。
単純移動平均は、一定期間の終値を単純に平均したものを表します。
例えば、100日移動平均線(100SMA)であれば、過去100日間の終値を平均した値が本日に表示されます。
日にちがずれていくことによって、平均値は曲線を描くことになるのです。
移動平均線の計算方法
移動平均線の計算方法がどのように算出されているのかを解説していきます。
ここでは、最も一般的に用いられている単純移動平均(SMA)の計算式を示しました。
期間Nの単純移動平均は以下のように算出できます。
単純移動平均=設定期間(直近終値+1期間前の終値+・・・+N-1期間前の終値) ÷ N
式で書いても分かりにくい人は具体的に数値を入れてみると良いでしょう。
例えば、100日単純移動平均の場合は以下のように計算できます。
100日移動平均=(直近の終値+1日前の終値+・・・+99日前の終値)÷ 100
移動平均の期間が短くなればなるほど、短期的なトレンドを表しています。
FXの移動平均線が意味すること
FXの移動平均線が意味することは、「現在の相場の平均値」です。
つまり、ローソク足が現在の相場の平均値を表す移動平均線よりも上にある場合、相場は上昇目線だと判断できます。
逆に、ローソク足が移動平均線よりも下にある場合、相場は下落目線だと判断できるのです。
また、相場の平均値を表す移動平均線の傾きが急激に上向いていた場合、相場自体が急激に上昇していることを表しています。
FXにおいて移動平均線は、現在の相場のトレンドを判断する重要な指標です。
そのため、移動平均線を使うことで、値動きがどのように動いていくのかを判断するツールとして役立てることができます。
以下でFXにおける移動平均線の使い方を解説していきますね。
FXにおける移動平均線の使い方
FXにおける移動平均線の使い方を2つ解説していきます。
- ゴールデンクロス・デッドクロス
- 環境認識
移動平均線の正しい使い方をマスターできれば、他のインジケーターを使う必要はなくなります。
移動平均線のみを使っても、確実に利益を出せるようになるので、確認しておきましょう。
ゴールデンクロス・デッドクロス
移動平均線の使い方の1つ目は、ゴールデンクロスとデッドクロスです。
これらは移動平均線の短期足と長期足のクロスを指す用語で、トレンドの転換サインとなることがあります。
ゴールデンクロスやデッドクロスは、オーソドックスなテクニカル分析として、多くの投資家に注目されています。
以下でそれぞれについて、解説していきます。
ゴールデンクロス
ゴールデンクロスは、短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に上抜くことです。
つまり、下落目線やレンジ相場だった相場が上昇目線に変わっていくことを表しています。
ゴールデンクロスが現れると、その後も相場が上昇していくことが多く、買いのエントリーサインとして使われます。
デッドクロス
デッドクロスは、ゴールデンクロスの逆で、短期移動平均線が長期移動平均線を下抜くことです。
つまり、上昇目線やレンジ相場だった相場が下落目線に変わっていくことを表しています。
デッドクロスが起きると、相場を下目線に切り替える投資家が増えるので、売りのエントリーサインとして使われます。
環境認識
移動平均線は、環境認識の手段としても使われます。
環境認識とは、相場が上昇傾向か下落傾向かの判断や、相場で意識されているポイントの分析といった、取引前の準備全般を指します。
取引をする前に、徹底した環境認識をすることで、FXで利益を出せる取引をすることが可能です。
移動平均線よりローソク足が上にあれば、相場は上昇傾向。
移動平均線よりローソク足が下にあれば、相場は下落傾向ということが分かります。
また、移動平均線の傾きが急激である場合、相場のボラティリティが高いということも分析可能です。
移動平均線に傾きがあれば、トレンドが発生しており、横ばいであればレンジ相場と言えます。
また、移動平均線が相場の反発ポイントとして意識されることもあります。
そのため、移動平均線を使って環境認識をすることで、利益率の高い取引が可能になるのです。
移動平均線の動きからのダマシに注意
紹介したゴールデンクロスやデッドクロスの手法は、100%機能するわけではありません。
もちろん、ゴールデンクロスやデッドクロスでエントリーしても相場が思うように動かないときがあります。
一般的に、このような想定外の動きは「ダマシ」と呼ばれます。
相場は、人間のお金に対する欲望によって形成された波です。
そのため、ゴールデンクロスやデッドクロスを根拠にエントリーしてくる裏をかいて、利益を得ようとする投資家が一定数いることで、ダマシは起こってしまいます。
例えば、ゴールデンクロスが発生した後、一旦下げてから高値を更新していくといった値動きもしばしば起こるのです。
ゴールデンクロスやデッドクロスといったサインが現れたら、すぐにエントリーするのではなく、その後の値動きが予想通りであることを確認したら取引を始めると良いでしょう。
まとめ
FXの移動平均線の成り立ちと正しい使い方を解説しました。
移動平均線は、一定期間の終値を平均した値を曲線で結んだものです。
移動平均線は最もオーソドックスなインジケーターなので、多くの投資家に注目されています。
ゴールデンクロスやデッドクロス、環境認識などの正しい使い方をすれば、移動平均線のみで利益を出せるようになりますよ。
くれぐれもダマシには注意しつつ、トレードを行っていきましょう。
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